築古の家を刷新、福岡リノベーション住宅
皆さんごきげんよう、さてまたまたひょんな事からリノベーション案件のご依頼を頂き、外国帰りのご夫婦からのご依頼で某所の山奥にある自然溢れる土地に築古の家のリノベーション計画を進めています。
お会いした時から海外組と言う事もあり、話が大盛り上がりで意気投合
気の合う人との打ち合わせは話も進み、心も通い合いコミニュケーションもバッチリでした
都合2日に渡る打ち合わせで基本設計の骨格は固まり、小さな平屋のデザインも95%位は完成しました。
世界を知っている人は狭い日本の型にハマっていないので小生の意見もすんなり通り、大きな窓は極力避けて南側に小さな窓のレンズ効果で採光し、ダサい掃き出し窓レスとしコンパクトな落ち着いたデザインに纏め、熱効率も小さな窓なので効率も良くなり木製のトリプルサッシュで計画する事が可能となりました
断熱は日本初となる炭化木質断熱材の外張り断熱と柱間に付加断熱材の麻の繊維の断熱材を充填、屋根も炭化木質断熱材を外張りにして30mmと垂木間に90mmの麻繊維の断熱材です。
床は基礎断熱で外と中と60mmの厚み、外壁はローマンコンクリートの漆喰に屋根は天然スレート石の瓦で自然素材で設えます。
これだけ天然素材で作れば外壁や屋根の塗り替えやメンテナンスは生涯しないで良くなります。
賢く聡明な御依頼主様で、小生の提案するコスト&ベネフィット(恩恵)を直ぐに理解して頂き、本当に話が進んで大助かりでした
25坪程の建物ですが、小さく造って大きく住まえばエネルギー効率も高く耐震性にも寄与します。
浴室と洗面とトイレなどの水回りを一つに集約してスペース効率は高め、周りの壁を耐震構造としている設計ですので、大きな地震でも耐えうる構造にしています。
勿論柱も普通の倍に入れ耐震2等級相当に高めますので、耐久性と熱効率も高い設計で隙のないデザインに仕上げます。
日本は地震が多いので心配という御依頼主さんにも納得の設計となりました。
ミニマリストの奥さんは余計な物は必要ないとキッチンは棚とかカップボードとかゴチャゴチャしたものは必要ないと言う清さ、25坪の平屋で夫婦二人ワンちゃん1匹のリノベーション住宅、来年に向けて準備を進めたいと思います。
イギリス通の御依頼主さん、北側は花が好きな奥さんがイングリッシュガーデンを作りたいとの事、リビングからの眺望も楽しめるように計画、楽しみであります
窓は小さくても明るい、窓が大きければ明るいと勘違いしている方が多いのですが、明るさと眩しさは違います。
日光を室内に直接入れるような大きな窓は日本の気候に適していません、そして窓の採光は直接の光よりも乱反射を利用しなければ眩しくてカーテンやブラインドを閉めっぱなしになってしまい、何のために大きな窓にしたのか意味ないケースが殆どです
そして日本の家屋はキッチンが北側に多くレイアウトされている関係で家事を行う中心の場所が薄暗いイメージになっており、主婦や女性が無駄に窓を大きくしたがるケースが多くあります。
家事の多くがキッチン周りですので南側にキッチンをレイアウトして、割と小さな窓でも明るくなり、眩しすぎるや夏暑すぎる事もありません。(古い家屋は開口部を小さくしてエネルギー効率と耐震性を考慮しておくべき)
寛いで落ち着く場所であるリビングは家の奥の方の北側にレイアウトし、割とアンダーな感じで良いので過度に明るくする必要はありません、眩しい光や明る過ぎると落ち着かないからです。
眩しいと明るいは違いますからね・・・
日本のサッシは外付けばかりで、防水に接着剤を多用しているので耐久性や耐候性が心許ない
少しでも窓が直接風雨に晒されないようにする事と同時に、立体的になるのでお洒落になります。
建具の枚数も少ないコンパクトな間取りですので、質の高いお洒落な無垢の建具をコーティネイトできます
坪単価60万、1500万でフルリノベーション、しかも天然素材で造ります
暖家屋のリノベーション住宅
https://www.attakaya-renovation.com